お肌のトラブルの原因と説明

●<すみ

 くすみのメカニズム
くすみには、これといった医学的定義はありません。肌の透明感と、クリアで明るい肌色が失われた状態をいいます。
★肌がくすむ原因はいろいろありますが、
1.メイク落としが不充分な場合、
1.血行が悪い場合、
1.体調が悪かったり、睡眠不足だったり、煙草を吸いすぎたりした場合にも肌はくすみます。

ニキビなどと違って、比較的メイクで隠しやすいので放っておきがちですが、肌が教える老化のSOS信号として以外に軽視できないのが、くすみです。
本格的な肌のくすみには、
1.老化による水分不足も関係します。
1.年齢とともに角質層が厚くなり、肌の細胞が萎縮してきます。
1.さらに、皮脂の分泌力も低下し乾燥してきますから、人によっては皮膚の表面に表われる老化の最初のシグナルでもあるわけです。
メイクでごまかそうとしないで、早めの対策が必要です。
もちろん、20代でも、新陳代謝がスムーズに行われていないと肌はくすみます。古い角質がはがれ落ちる皮膚の正常なターンオーバーがなされていないと、角質は硬く厚くなり、ガサガサとした手ざわりの肌になってしまうのです。

 くすみの原因とその対策
【紫外線は影響する?】
紫外線に当たると肌はメラニン色素を作り出しますが、これは普通28日周期で皮膚から抜け落ちていきます。しかしダメージが大きいと逆に真皮にまで落ち、これが色素沈着を起こしてシミやソバカスの原因となります。そして、その前段階に肌がくすみを感じることがあるのです。
つまり、今はただ肌がくすんでいるだけだと思っていても、実はその後シミやソバカスまで表われる可能性があるということ。これはもう、即効ケアが勝負です。
また、普段はなんともないのに夕方になると肌がくすんでくる場合がありますが、これは皮脂が原因。
分泌された皮脂が過酸化脂質となりファンデやほこりと混じり合うからです。脂取り紙で余分な皮脂を押さえ、メイク前に収斂化粧水を使ってみてください。
【スクラブ洗顔は効く?】
古い角質がじゃまをして肌の透明感を失わせているのなら、角質を取り除くスクラブ洗顔をすればいい、と即断するのはちょっと待って。スクラブ洗顔をすればくすみは取れる、という考え方は通用しません。
その日の汚れをその日のうちにきちんと落とすことは、くすみ対策の重要なポイントですが、メイククレンジングとソープ洗顔のダブルケアを正しく実行すれば問題はありません。スクラブ洗顔だけに頼ると、かえって肌を刺激しすぎる恐れもあります。
むしろ必要なのは週1〜2回のパック。肌の深部から汚れを取り去り、肌の血行を良くする効果のあるものを使うといいでしょう。
洗顔、水分補給、保湿、そしてパックを使った正しいケアが、透明感のある肌へと導きます。
1番の対策は入浴にあり
薬用セイラマイド入浴風呂に3日に1度お入りになることをお勧めします。使用方法については個別使用方法の欄をご覧ください。






シミの原因

* シミのメカニズム
表皮の中の一番下にある基底層という部分には、メラニン色素を作り出すメラノサイトが存在します。
本来肌は生まれ変わるもので、基底層で作られたメラニンは、28日で形を変えて角質層まで押し上げられアカとなって排出されるしくみなのですが、それがうまくいかずにそのまま残ってしまて、角質層ではなく反対に真皮に定着してしまう場合があります。 これがシミになるわけです。


* 原因は紫外線だけではないという事実
シミには大きく分けて2つの種類があります。
1.皮膚科で肝斑と呼ばれるものは、メラニン色素の増大とその沈着によって起きます。
1.そして、炎症が原因でできるシミ、つまりニキビ痕や、ナイロンタオルで傷ついた痕などに見られるものを、肝斑と区別して色素沈着と呼んでいます。皮膚科ではこの2つを区別して呼んでいますが、
一般的にシミと呼ばれるのはメラニン色素の沈着によって起きるもののことです。
 ソバカスもよくシミと混同されますが、これは遺伝的な要素が強いもの。肝斑、色素沈着、ソバカスは、実はまったく別の経路を経てできるのです。
 また、化粧品のアレルギーや、香水を肌につけて直射日光に当たったときにできるシミもあります。
セロリやレモンなどを大量に食べたり、肌につけた直後に日光に当たるとシミができることもあるので、注意が必要です。
対策
当社の薬用セイラマイドピュアローションまたは薬用セイラマイドピュアエッセンスをご使用ください。



タルミの調べ方と対策

 たるみのメカニズム 
たるみは肌に弾力がなくなったために起こる老化現象のひとつです。 シワと同様、肌のハリと弾力の
鍵を握るコラーゲンやエラスチンが変性し、衰えることが原因となります。 それと同時に、顔の筋肉も
衰えて肌を支えきれなくなり、引力のなすがままに肌が下にさがってきてしまうのです。
自分の顔は鏡で毎日見るものですが、小ジワやシミは発見できてもたるみは見つけにくいのです。


 * シャープなフェイスラインを保てるか否かで、若いかどうかが決まってくる 
たるみを発見する簡単なチェックの方法があります。鏡に顔を近づけ、頬のあたりや鼻の横あたりで目立つ毛穴を探します。もしあったら手のひらを頬に当てて軽く外側に引っぱってみましょう。その毛穴がまったく見えなくなってきめ細かな肌になるようだったら、もう肌のたるみは始まっているのです。肌のきめは
年齢によって変化するものですが、特に頬から鼻にかけてのきめの乱れは、老化現象を発見するひとつの目安となるのです。
さらに、今度は両手の中指をこめかみに当ててななめ後ろに軽く引っぱってみてください。
その状態で鏡を見たとき、普段の顔よりも若く見えたら、顔が少したるんできた証拠。
こんなふうに、自分でも気がつかないうちに忍び寄ってくるのがたるみというトラブル。早めのケアがものをいいます。
年齢がいくと気になってくるのが二重あご。 やせている人でも表れるので、原因は肥満だけではありません。皮膚を支える筋肉が衰えるため、たるみとなって表れるのです。 また、まだ大丈夫と思う人でも、
20代前半の写真と今の顔を比べてみてください。輪郭、特にあごが丸くなっていませんか。
他のトラブルのようにすぐに目に見えないので予防も忘れがちですが、知らない間にジワジワとやってくるのがたるみなのです。
対策 
1.洗面器のぬるま湯1Lに対して薬用セイラマイド入浴剤1滴(1mL)入れてタオルに浸み込ませる。
1、タオルを顔全体に覆います。
1.手のひら、指先で軽く顔全体を2分程度パッティングします。
1.水で軽く顔を洗い流します。
1、薬用セイラマイド石鹸を手のひらでよく泡を立て、顔全体に泡を乗せながら2分程度そのまま放置します。
1.水で軽く流します。
1.ツヤのある顔になるでしょう。